ボーイング B-377 ストラトクルーザー
アカデミー 1/72

11月26日 エンジン組み立て&マスキング

エンジンを塗装して、ナセルに組み込みます。



エンジンの塗装は、シルバーを吹き付けて、エナメルのつや消し黒でウオッシングしています。
フィンにエナメルが染み込んで。立体感も増すし、シルバーが黒鉄色に近くなって、それらしく仕上がります。
黒鉄色で塗装して、シルバーでドライブラシという手もありますが、仕上がりが汚らしい感じになるので、私は好みません。



エンジンナセルは大胆な分割で、主翼との合わせが心配でしたが、思いのほか悪くは有りません。
ポリパテで埋めて、シンナーで余分なパテをふき取ってやれば綺麗に埋まります。



やっとマスキングを始められます。
まず客室の窓から行きましょう。
窓は40個近くあるので、マスクはCADで作図して、ステカで切り出します。
サークルカッターでやったら大変です。
操縦席の窓はいつものようにセロテープでやります。



11月30日 下地塗装

やっと下地塗装を始めました。



機首が透明だったので、形がよく分かりませんでしたが、グレーを一発吹いたら輪郭分かるようになりました。
ジェット機には無い、レトロな感じが良いですね。

取って付けたように突き出たレドームが、優美な機首のラインを壊している感じですが、これにも機能美が有っていいと思います。
C−130ハーキュリーズも、同じように後からレドームをくっ付けてますが、もうちょっとカワイイ感じに仕上がってますね。



12月3日 ホコリとの闘い

この週末は予定外の出勤と、風邪引きで製作に大幅な遅れが出てしまいました。
その上急遽海外出張までしなくてはならなくなったので、年内の完成も危ぶまれます。
更なるクロックアップ?と、マルチタスクの休止?。要するに、ミスアメリカの一時中断をしなくてはならなくなりました。
何とも申し訳ない次第です....。


白塗装の準備です。



グンゼの白の下地塗料を薄く溶いて吹き付けます。
普通の塗料よりも、薄めに溶かないとエアーブラシが目詰まりしたり、鮫肌水着?になります。

吹き付けをしていると、静電気であっちこっちにホコリを集めてしまいます。
塗装が厚くなるに従って、ホコリの集まりは軽減しますが、何せ大きな機体なので、かなりくっ付いてしまいます。
おまけに取り回しでぶっつけて、キズも絶えません。
ホコリとキズを研ぎ落としながら、下塗りは続きます....。

乾きを待つ間小物も組みましょう。



ノーズギアーのタイヤに、エジェクターピンの突き刺さった跡があります。
こいつはヒドイ....。
表側の目立つ方なので、絶句します。仕方なく瞬着で埋めることにします。



2001年1月9日 製作再開

年末の突然の海外出張と、お正月のごたごたで長らく中断してましたが、やっと再開です。(サボってただけかも...)

ここ数日の寒さで、白塗装がなかなか乾きませんでした。
何度吹いても、下地が透けて困りましたが、十回近く吹いて、どうにかなりました。
今回の白は、グンゼの1番と、62番を2:1で混ぜて使用しました。
1番だけだと、ちょっと冷たくなりすぎる感じなので、アイボリーっぽい感じの62番つや消し白で温かみを出します。
このままでは半ツヤになってしまうので、2000番の紙やすりで研ぎだします。



ブルーのストライプはデカールを使おうか悩みましたが、窓の位置が微妙にずれそうなので、今回は塗装で行きます。
先ずはデカールをカラーコピーして型紙にします。



1月22日 マスキング

またまた一身上の都合でお休みしてしまいましたが、やっと落ち着いてきたので再開です。色々有ってなかなか思うに任せません。



ストライプの部分を塗り分けるため、新聞紙でくるんでマスキングします。
まるで繭みたいです。



1月23日 色合わせ

暫く中断していたので、怠け癖がついてしまいました。
鈍りきった根性に鞭打って、何としてでも完成させましょう。



デカールの青と色合わせします。
グンゼのスカイブルーをベースに、つや消し白+ライトグレーで少しくすんだ感じのライトブルーに仕上げます。
なかなかデカールと同じ色にはなりません。まだちょっと明るすぎる感じですが、もう何回か吹き重ねればもう少し似た感じになると思います。



1月28日 ストライプ

ストライプのマスキングを剥がします。



いつもこの瞬間はどきどきです。失敗こいて滲んでないか不安です。
大きな失敗はありませんでしたが、細かなにじみが有るので、2000番の紙やすりで砥ぎ落とします。塗り直しの必要は無くてほっと一息です。

ここで、全体を砥ぎ出して、コンパウンドで磨いておきます。
半ツヤに調整した塗料ですが、砥ぎ出すことで、陶器のようなツヤが出てきます。

さて下面の銀塗装の準備です。



白と銀の幅が正確に出るように、3.5mmに切り出したテープを、筋彫りに沿って貼ります。
このテープをガイドにしてマスキングテープの細切りを貼っていきます。



1月30日 再びマスキング...


やっと銀塗装に入れます。
その前に機首のレドームを、つや消し黒とライトグレーで塗り分けます。



何だかパンダみたいです....。



レドームをマスキングして、いよいよ明日から銀塗装です。
やっと完成が見えてきました。



2月3日 グラマーボディー

胴体の銀塗装は、大きな機体に1色ではのっぺら坊な感じになるので、パネル毎に塗り分けてやります。
前回のマルヨンで調合した銀が残っているので流用します。



全てのマスキングテープを剥がすのは久しぶりです。
塗料が完全に硬化しているので、パリパリとゆで卵の殻の様に剥がれていきます。
テープを剥がしてみると、中々グラマーな感じに仕上がっています。
窓枠の直線と、ふっくらした機首のラインが優雅です。



2月11日 銀塗装

主翼の塗り分けです。エンジンの部分は耐熱合金を使っているようで、実機の写真でも黒っぽく見えます。



入り組んでいるので、マスキングが面倒くさいです...。



2月15日 墨入れ

やっと墨入れまで漕ぎ付けました。
旅客機の場合は、墨入れは向かないと言う向きもありますが、巨大な機体では間延びしてしまうので、きつすぎないように少し薄めに調整したエナメルのダークグレーで墨入れします。



だんだん引き締まってきました。これでデカールを貼れば更にかっこよくなりそうですね。今が一番楽しい工程です (^_^)

んんっ?。何か忘れてます....。
やばっ!!小物が未だ全くの手付づだった。



2月17日 デカール貼り

墨入れも終わり、いよいよデカールを貼り始めます。
綺麗なシートで、切り抜いてしまうのが勿体無いようです。



先ずは思い切り良く、垂直尾翼の地球儀マークから行きましょう。
例によって、1/48の図面から採寸して、位置決めします。
地軸が?傾いてしまわないように、垂直の筋彫りからディバイダーで測りながら位置出しします。
デカールがラダーのヒンジ部分の深い溝に掛かるので、納得が行ったところで、デザインナイフで切れ目を入れて、溝になじませます。
やり直しが出来ない一発勝負です。刃を新品に付替えて一気に行きましょう。



2月18日 デカール2

地球儀マークもうまく貼れたので、苦手のロゴのトリミングです。
胴体と主翼のPANAMのロゴは、ニスが目立つので、デカールが半乾きうちにトリミングします。



ナイフに新しい刃を付けて、息を詰めて慎重にトリミングしていきます。
今回は直線が多いので、比較的楽ですが、AN AMEANの赤文字は曲線部分がやりにくいです。



切り抜けたらピンセットでそっと剥がします。
この時、文字の部分まで一緒に取れて来そうな時は、もう一度ナイフで切り直します。
剥がしにくい時は、少し濡らしてやると剥がし易くなります。

これでやっとデカールも貼れました。次回は小物の仕上げと、アンテナ線を張って、完成の儀式です。



2月21日 なかなか完成しない

完成の儀式のはずが、なかなか終わりません。
細かなところって、いくらでもいじれるので、もうちょっと、と思って、つい色々やってしまいます。

窓枠のデカールが用意されていました。
40ヶ所もある窓が、5個ずつくらいつながって印刷されています。
ここもニスが残るとかっこ悪いので、コンパスで切り抜いてから貼ります。

  

40個も有ると、物凄く面倒くさいと思ったら、案外簡単に片付いてしまいました。
繊細な窓枠がつくと、随分引き締まります。

さてと。小物の準備です。
アンテナ線のマストは2本必要なのですが、何故かキットには1本しか用意されていません。



仕方ないので、ランナーからヤスリで削り出して自作します。



0.3mmのキリで、アンテナ線を張るための穴を開けておきます。
ついでに固定用の真鍮線も刺しておきましょう。

次回こそ完成です。(本当か??)



2月25日 完結編

せっかく主翼の取り外しを出来るようにしましたが、どうもがたついて仕方がないので、固定してしまいます。あの苦労は何だったのか....。

さて最後の仕上げです。
アンテナ線を張ります。
いつもは釣り糸を使いますが、今回は0.03mmの銅線を拾ってきたので、使ってみます。
釣り糸は暫くすると縮んでしまうので、アンテナマストがへし曲がることもあるので、他の材料を探してました。うまく行くといいのですが。
使ってみると、へなへなと癖がついて意外と使いにくいです。
おまけにちょっとの力で伸びてしまって、中々言うことを聞いてくれません。



マストの穴に通して、洗濯バサミのオモリでテンションを掛けて、瞬着で固定します。



胴体の裏側のマストにも張ります。こいつが難物でたるみが取れなくて苦労しました。
サーフェイサーで碍子を再現します。
後はエナメルのつや消し黒で塗装し、碍子も白く塗ります。

いつものように、翼端灯を赤と青で塗り分けて完成です。





ジェット旅客機には無い、グラマーで優雅な飛行機です。

またまた3ヶ月以上も掛かってしまいました。(毎回言ってるような...)



B377続編 4月6日

実は、B377は某モデラーとの競作でした。
何故か二人とも苦戦して、ちょっとばかり調子を狂わせてしまいました。
やっと2機揃ったので、一緒に会見です。

 

初顔合わせで緊張気味?の2機



私のは言わずと知れたPANAMクリッパー



↑そして競作機はKC−97 USAFタンカー、さすが軍用機。堂々たる面構えです。



元々同じ機体ですが、全く印象が違いますね。
色んな飛行機をやりたくても、体も頭も一つしかないので、年に何回かはテーマを決めて、何人かで一緒にやるのもいいものです。


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